2009年2月20日金曜日

■小泉・竹中一派の「麻生内閣批判」は薮蛇だろう?

■小泉・竹中一派の「麻生内閣批判」は薮蛇だろう?



「郵政民営化見直し」を堂々と公言しはじめた麻生太郎首相、及び麻生内閣への小泉・竹中一派の面々による様々な方法での批判、攻撃が、自分たちが絶体絶命の政治的ピンチに追い込まれつつあるのを実感しているらしく、日増しに激化しているようだが、おそらく、麻生内閣が倒されることがあったとしても、「郵政民営化見直し」、あるいは「かんぽの宿」疑惑追及の手が止むということはありえないだろうから、小泉・竹中一派の面々による麻生内閣への執拗な批判、攻撃は、一時的な気晴らしにはなるだろうが、今や「火だるま」になりつつある小泉・竹中一派にとっては、結局、自分で自分の首を絞めることになるのがオチだろう。ところで、昨日は、ロシア訪問中の小泉純一郎氏が、ロシアで記者会見して、「定額給付金」問題で「国会欠席」の意思を示したようだが、あの記者会見の内容はともかくとして、小泉氏の「顔」と「表情」を見て、やはり小泉氏に余裕がなくなっているということ、つまり「郵政民営化見直し」や「かんぽの宿」疑惑追及で、かなりの窮地に追い詰められつつあることを、誰よりも本人自身が強く実感してるらしいことを、僕は感じた。こういう時、ひそかに警察・司法権力を行使して、政治的なスケープゴートを捏造し、言い換えれば事件そのものを捏造し逮捕者を出すことによって政治的危機を隠蔽するのが、つまり「小泉・竹中一派が政治的危機に陥ると政治的大事件が起き、スケープゴート・逮捕者が出て、肝心の政治危機が雲散霧消する…」というのが、小泉・竹中一派が対処する、いつもの謀略政治の定式だったが、政治権力を手放してしまった今、小泉・竹中・飯島一派に警察・公安・司法権力を自由に操作する力はない。中川昭一財務相の「酩酊事件」も、拉致被害者たちの突然の「結婚情報」事件も、あるいは朝日新聞襲撃事件や石井鉱基代議士暗殺事件等の「犯人登場」事件も、時期的に見ても、かなり怪しいが、つまり小泉・竹中・飯島一派の、あるいはその背後にいる米国金融資本筋の仕掛けと謀略による事件捏造の可能性も否定できないが、たとえそうだったとしても、それが政局の流れを左右するだけのインパクトを持つとは思えない。今や小泉・竹中構造改革への批判勢力は、民主党や国民新党等の野党だけではなく、麻生太郎首相や鳩山邦夫総務相を筆頭に、自民党中枢部にも少なくない。麻生内閣が倒れれば、民主党に変わるだけで、民主党政権になれば、小泉・竹中構造改革への批判が消滅するわけではない。ここに、小泉純一郎氏の焦燥と不安の「顔色」でのロシア記者会見の根拠がある。小泉・竹中・飯島一派にとっては、「進むも地獄、退くも地獄…」というわけだが、しかし、そうは言っても、テレビや新聞、政治ジャーナリズムをも巻き込んだ小泉・竹中構造改革一派が、黙ってこのまま引き下がるとも思えないわけで、おそらく、「郵政民営化」において大成功を収めたマスコミや謀略チーム、あるいは裏世界の力を総動員してまでも、執拗に見苦しい反論や反撃を繰り返すだろうが、しかし結局、最後には、政治権力や警察・司法権力からも見放されて、見るも無残な醜態を晒しながら、敗残兵さながらに、つまり小泉純一郎氏の好きな通俗歴史小説風に言えば「落武者」さながらに逃亡・逮捕・斬首されていくことになるのではないか。是非、そうなってもらいたいものだ。というわけで、小泉純一郎氏のロシアでの切迫した「記者会見」を見て、「怒るよりも、笑っちゃった…」のは、たぶん僕だけではあるまい。

2009年2月19日木曜日

■「郵政民営化」の政治的陰謀を暴く!!!

■「ラフレさいたま」の正規職員数はたった5人だった…。



「かんぽの宿」一括譲渡問題に関連して、保坂代議士等が現地視察したということで、突然、注目を浴びたのが「さいたま新都心」にある豪華ホテル施設「ラフレさいたま」であるが、そもそも「ラフレさいたま」は「かんぽの宿」ではなく、「簡易保険総合健康増進センター」として平成12年にオープンした施設であり、立地的にも周辺に「さいたま新都心駅」や「さいたまスーパーアリーナ」、それに加えて「新都心」という言葉が示すように、財務省ビル等、多くの官公庁高層ビル群があり、したがって「ラフレさいたま」の土地資産を含めて経営的に考えても、明らかに「赤字」とは無縁であり、しかも、実は、驚くべきことに、そこの正規職員は、保坂代議士等とともに現地視察した国民新党の亀井亜紀子代議士(http://akiko-kamei.home-p.info/?cat=14)によると、わずか五人であるらしい。五人以外に「ラフレさいたま」で働いている多くの「職員」は、派遣社員か外部委託ということである。つまり、「ラフレさいたま」で働く多くの職員は、いつでも「首切り」可能な非正規職員だということである。ところで、「かんぽの宿」の「赤字・不良債権報道」に続いて重要問題となっているのが、この「雇用の継続・維持」という問題だが、つまり「かんぽの宿」職員の「雇用の継続・維持」を一括譲渡の条件としているが故に「低価格譲渡」もしかたがないのだという弁明が、竹中平蔵氏等によってなされているが、「ラフレさいたま」に関係する限り、この「雇用の継続・維持」という問題には、その豪華ホテル並みの巨大施設という規模から考えて、不可解な謎が残ると言わなければなるまい。ここにも、いわゆる「かんぽの宿」の作為的な「赤字・不良債権報道」と並んで、隠蔽された数字の魔術、数字のトリックがあるのではないかと推察される。

■亀井亜紀子のホームページ (参議院)http://akiko-kamei.home-p.info/?cat=14